令和4年・ 20週~感染性胃腸炎、手足口病、突発性発しん~
2022年05月27日
令和4年 第20週(5月16日~5月22日)
☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点91,小児科定点53です。(通常より各1 減)
・第20週の定点把握対象疾患の総報告数は490人で,前週より48 人少ない報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
【手足口病(開始5.0,終息2.0)】:出水(5.33)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
該当なし
☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1)感染性胃腸炎
第 20 週の感染性胃腸炎の報告数は 355 人で,前週より 55人少なく,定点当たりの報告数は6.70 であった。
年齢別では,1 歳(82 人),2 歳(68 人),3 歳(53 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,川薩保健所(14.50),鹿屋保健所(12.20),鹿児島市保健所(9.54)の順に多い。
(2)手足口病
第 20 週の手足口病の報告数は 53 人で,前週より 13 人多く,定点当たりの報告数は1.00 であった。
年齢別では,1 歳(21 人),2 歳(19 人),6~11 ヶ月(9 人)であった。
保健所別の定点当たり報告数は,出水保健所(5.33),指宿保健所(4.50),川薩保健所(1.75)の順に多い。
(3)突発性発しん
第 20 週の突発性発しんの報告数は 26 人で,前週より 3 人多く,定点当たりの報告数は0.49 であった。
年齢別では,1歳(13 人),6~11 ヶ月(10 人),2歳(2 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,姶良保健所(1.00),鹿児島市保健所(0.77),川薩保健所(0.75)の順に多い。
【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2022年5月27日更新)