平成31年・10週~感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、インフルエンザ~

2019年03月15日

平成31年 第10週(3月4日~3月10日)

☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点92,小児科定点54です。
・第10週の定点把握対象疾患の総報告数は1072 人で,前週より105人少ない報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所は次のとおりです。
【咽頭結膜熱(開始3.0,終息1.0)】:鹿児島市(1.31),伊集院(2.00)
【流行性角結膜炎(開始8.0,終息4.0)】:川薩(8.00)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所は次のとおりです。
【水 痘(基準値1.0)】:鹿児島市(1.23)

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1) 感染性胃腸炎
第10 週の感染性胃腸炎の報告数は466人で,前週より60 人多く,定点当たりの報告数は8.63 であった。
年齢別では,3 歳(63 人),1 歳(62 人),2 歳(54人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,川薩保健所(14.75),指宿保健所(13.00),鹿児島市保健所(12.92)の順に多い。

(2)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
第 10 週のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は179 人で,前週より14人多く,定点当たりの報告数は3.31 であった。
年齢別では,5 歳(27 人),6 歳(24 人),7 歳(23人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(5.62),西之表保健所(5.00),出水保健所(4.33)の順に多い。

(3)インフルエンザ
第10 週のインフルエンザの報告数は248 人で,前週より 171 人少なく,定点当たりの報告数は 2.70であった。
年齢別では,10~14 歳(52 人),6 歳(23 人),30~39 歳(22 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿屋保健所(6.63),姶良保健所(4.27),西之表保健所(4.00)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(平成31年3月15日更新)

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