平成30年・34週~、感染性胃腸炎、RSウイルス感染症 、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎~

2018年08月31日

平成30年 第34週(8月20日~8月26日)

☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点92,小児科定点54です。
・第 34週の定点把握対象疾患の総報告数は 822人で,前週より 1 人少ない報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所は次のとおりです。
【咽頭結膜熱(開始 3.0,終息 1.0)】:指宿(3.00),川薩(2.50),姶良(2.29)

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1) 感染性胃腸炎
第 34 週の感染性胃腸炎の報告数は 377 人で,前週より2人多く,定点当たりの報告数は6.98であった。
年齢別では,1歳(59 人),2 歳(52 人),20歳以上(38 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,加世田保健所(15.67),鹿屋保健所(10.20),姶良保健所(9.57)の順に多い。

(2)RSウイルス感染症
第34週のRSウイルス感染症の報告数は155人で,前週より 7 人少なく,定点当たりの報告数は 2.87であった。
年齢別では,1 歳(51 人),6~11 ヶ月(40 人),0~5 ヶ月(35 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,指宿保健所と加世田保健所(6.00),姶良保健所(5.00),鹿児島市保健所(3.77)の順に多い。

(3) A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
第 34 週のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は 80 人で,前週より 12 人多く,定点当たりの報告数は 1.48 であった。
年齢別では,4 歳と 5 歳がそれぞれ(12 人),3 歳(11 人),2 歳,6 歳,7歳がそれぞれ(8 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,出水保健所(3.00),鹿児島市保健所(2.69),川薩保健所(2.50)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(平成30年8月31日更新)

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