令和4年 第32週(8月8日～8月14日)

☆定点報告疾患の発生状況

・今週の定点医療機関は，インフルエンザ定点92，小児科定点54です。
・第32週の定点把握対象疾患の総報告数は246人で，前週より90 人少ない報告数でした。
・流行発生警報の基準値（開始基準値及び終息基準値）以上の保健所
【手足口病（開始5.0，終息2.0)】：
鹿児島市(2.69),大口(4.00)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
該当なし

☆定点報告疾患（定点当たり報告数の上位３疾患の発生状況）

（1）感染性胃腸炎
　第32 週の感染性胃腸炎の報告数は114 人で，前週より19 人少なく，定点当たりの報告数は2.11 であった。
　年齢別では，2 歳（17 人），4 歳（13 人）,1 歳，20歳以上（それぞれ12 人）の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，指宿保健所（5.00)，鹿屋保健所（4.60)，鹿児島市保健所（4.23)の順に多い。

（2）手足口病
　第 32 週の手足口病の報告数は 75 人で，前週より 38 人少なく，定点当たりの報告数は1.39 であった。
　年齢別では，1歳（32人），2 歳（19人），6～11 ヶ月（15 人）であった。
　保健所別の定点当たり報告数は，大口保健所（4.00)，鹿児島市保健所（2.69)，志布志保健所（2.00)の順に多い。

（3）突発性発しん
　第32 週の突発性発しんの報告数は21人で，前週より6人少なく，定点当たりの報告数は0.39 であった。
　年齢別では，1 歳（13 人），6～11 ヶ月（5 人）2 歳，3 歳，6 歳（それぞれ1 人），の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，指宿保健所（1.50)，志布志保健所（1.00)，鹿児島市保健所（0.62)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
（2022年8月19日更新)