平成30年・38週~、感染性胃腸炎、RSウイルス感染症 、流行性角結膜炎 ~

2018年09月28日

平成30年 第38週(9月17日~9月23日)

☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点92,小児科定点54です。
・第38週の定点把握対象疾患の総報告数は836人で,前週より149 人少ない報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所は次のとおりです。
【咽頭結膜熱(開始3.0,終息1.0)】:川薩(4.50),姶良(2.14)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所は次のとおりです。
【水痘(基準値1.0)】:大口(1.0)

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1) 感染性胃腸炎
第38 週の感染性胃腸炎の報告数は255人で,前週より89 人少なく,定点当たりの報告数は4.72 であった。
年齢別では,1 歳(42 人),3 歳(31 人),10~14 歳(28 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,加世田保健所(10.00),指宿保健所(8.50),志布志保健所(6.67)の順に多い。

(2)RSウイルス感染症
第38週のRSウイルス感染症の報告数は221人で,前週より 61 人少なく,定点当たりの報告数は 4.09であった。
年齢別では,1歳(84 人),6~11 ヶ月(53 人),0~5 ヶ月(34人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,大口保健所(21.00),西之表保健所(10.00),加世田保健所(8.33)の順に多い。

(3) 流行性角結膜炎
第38 週の流行性角結膜炎の報告数は14 人で,前週より2人多く,定点当たりの報告数は2.00 であった。
年齢別では,20~29 歳,30~39 歳がそれぞれ(3人),6~11 ヶ月,2 歳,5 歳,8 歳,10~14 歳,40~49 歳,50~59 歳,70 歳以上で,それぞれ(1 人)の報告があった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿屋保健所(6.00),川薩保健所(4.00),鹿児島市保健所(1.00)の順に多い。


【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(平成30年9月28日更新)

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