平成30年・39週~、感染性胃腸炎 、流行性角結膜炎、RSウイルス感染症 ~

2018年10月05日

平成30年 第39週(9月24日~9月30日)

☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点92,小児科定点54です。
・第39週の定点把握対象疾患の総報告数は788人で,前週より48 人少ない報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所は次のとおりです。( )は定点当たり報告数
【咽頭結膜熱(開始3.0,終息1.0)】:川薩(5.75),姶良(1.29)
【流行性角結膜炎(開始8.0,終息4.0)】:鹿屋(11.00)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所は次のとおりです。
【水痘(基準値1.0)】:指宿(1.00)

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1) 感染性胃腸炎
第39 週の感染性胃腸炎の報告数は249人で,前週より6 人少なく,定点当たりの報告数は4.61 であった。
年齢別では,1歳(39人),3歳と10~14歳(31人),2 歳(25 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,加世田保健所(9.67),姶良保健所(8.00),指宿保健所(6.50)の順に多い。

(2)流行性角結膜炎
第39 週の流行性角結膜炎の報告数は19 人で,前週より5人多く,定点当たりの報告数は2.71 であった。
年齢別では,2 歳(4 人),20~29 歳(3 人),5 歳,7 歳,30~39歳(それぞれ2 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿屋保健所(11.00),姶良保健所(4.00),川薩保健所(3.00)の順に多い。

(3) RSウイルス感染症
第39週のRSウイルス感染症の報告数は137人で,前週より 84 人少なく,定点当たりの報告数は 2.54であった。
年齢別では,1歳(43 人),0~5 ヶ月(31人),6~11 ヶ月(26 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,大口保健所(12.00),加世田保健所(5.00),川薩保健所(3.50)の順に多い。


【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(平成30年10月5日更新)

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