令和4年・ 7週~感染性胃腸炎、RS ウイルス感染症、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎~

2022年02月25日

令和4年 第7週(2月14日~2月20日)

☆定点報告疾患の発生状況

・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点91,小児科定点53です。(通常より各1 減)
・第7週の定点把握対象疾患の総報告数は552人で,前週より30人少ない報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
【感染性胃腸炎(開始20.0,終息12.0)】:鹿屋(12.20)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
該当なし

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)

(1)感染性胃腸炎
 第 7 週の感染性胃腸炎の報告数は 397 人で,前週より 20 人少なく,定点当たりの報告数は7.49 であった。
 年齢別では,1 歳(73),2歳(51人),3 歳,10~14歳(それぞれ44人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,指宿保健所(13.50),鹿児島市保健所(13.23),鹿屋保健所(12.20)の順に多い。
 鹿屋保健所が3 週連続で流行発生警報域である。

(2)RS ウイルス感染症
 第7週のRSウイルス感染症の報告数は57人で,前週より4 人少なく,定点当たりの報告数は1.08 であった。
 年齢別では,1 歳(20 人),2 歳(12 人),6~11 ヶ月(11 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,大口保健所(19.00),出水保健所(11.33),伊集院保健所(0.25)の順に多い。

(3)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
 第7週のA 群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は25 人で,前週より1 人少なく,定点当たりの報告数は0.47 であった。
 年齢別では,3 歳,5 歳,20歳以上(それぞれ4人),1歳,4 歳,6 歳(それぞれ3 人),7歳,10~14 歳(それぞれ2人)であった。
 保健所別の定点当たり報告数は,伊集院保健所(1.50),志布志保健所(1.33),川薩保健所(0.75)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2022年2月25日更新)

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