令和5年10週
~感染性胃腸炎、インフルエンザ、RS ウイルス感染症~

2023年03月17日

 令和5年 第10週(3月6日~3月12日)

☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点92,小児科定点54です。
・第10週の定点把握対象疾患の総報告数は1,144 人で,前週より205人多い報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
【感染性胃腸炎(開始20.0,終息12.0)】:鹿屋(15.80)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
【インフルエンザ(基準値10.0)】:鹿児島市(11.17),出水(12.20)

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)

(1)感染性胃腸炎
 第10 週の感染性胃腸炎の報告数は579人で,前週より104 人多く,定点当たりの報告数は10.72 であった。
 年齢別では,2歳(85 人),1 歳(79人),3歳(63 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(17.38),鹿屋保健所(15.80),指宿保健所(15.50)の順に多い。

(2)インフルエンザ
 第10 週のインフルエンザの報告数は407 人で,前週より52人多く,定点当たりの報告数は4.42 であった。
 年齢別では,10~14歳(87人),4歳(45人),6歳(41 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,出水保健所(12.20),鹿児島市保健所(11.17),伊集院保健所(2.67)の順に多い。

(3)RS ウイルス感染症
 第10 週のRSウイルス感染症の報告数は68 人で,前週より18人多く,定点当たりの報告数は1.26 であった。
 年齢別では,1 歳(24人),2 歳(15 人),0~5ヶ月(14 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(2.54),出水保健所(2.33),川薩保健所,名瀬保健所(それぞれ2.00)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2023年3月17日更新)

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