令和4年・50週~感染性胃腸炎、RS ウイルス感染症、ヘルパンギーナ~

2022年12月23日

 令和4年 第50週(12月12日~12月18日)

☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点91,小児科定点54 です。(インフルエンザ定点1減)
・第50週の定点把握対象疾患の総報告数は342人で,前週より10 人少ない報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所 該当なし
・流行発生注意報の基準値以上の保健所 該当なし

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)

(1)感染性胃腸炎
 第 50 週の感染性胃腸炎の報告数は 166 人で,前週より 5 人多く,定点当たりの報告数は3.07 であった。
 年齢別では,1歳(22 人),2 歳(21人),10~14歳(18 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(7.23),鹿屋保健所(6.00),志布志保健所(3.00)の順に多い。

(2)RS ウイルス感染症
 第50 週のRSウイルス感染症の報告数は38 人で,前週より3 人少なく,定点当たりの報告数は0.70 であった。
 年齢別では,1歳(15 人),0~5 ヶ月(6 人),6~11 ヶ月(5 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,大口保健所(6.00),鹿児島市保健所(1.92),出水保健所(1.67)の順に多い。

(3)ヘルパンギーナ
 第50 週のヘルパンギーナの報告数は37 人で,前週より8 人少なく,定点当たりの報告数は0.69 であった。
 年齢別では,1歳(19人),2 歳(6 人),3 歳(4 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(2.46),鹿屋保健所(0.60),川薩保健所(0.25)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2022年12月23日更新)

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