令和4年・ 8週~感染性胃腸炎、咽頭結膜熱、手足口病~

2022年03月04日

令和4年 第8週(2月21日~2月27日)

☆定点報告疾患の発生状況

・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点91,小児科定点53です。(通常より各1 減)
・第8週の定点把握対象疾患の総報告数は498人で,前週より54人少ない報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
【感染性胃腸炎(開始20.0,終息12.0)】:鹿屋(12.80),【手足口病(開始5.0,終息2.0)】:大口(8.00)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
該当なし

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)

(1)感染性胃腸炎
 第8週の感染性胃腸炎の報告数は390 人で,前週より7 人少なく,定点当たりの報告数は7.36 であった。
 年齢別では,1 歳(64 人),10~14 歳(55 人),4歳(49 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(15.69),鹿屋保健所(12.80),指宿保健所,志布志保健所(それぞれ7.00)の順に多い。
 鹿屋保健所が4 週連続で流行発生警報域である。

(2)咽頭結膜熱
 第8週の咽頭結膜熱の報告数は27人で,前週より3人多く,
 定点当たりの報告数は0.51 であった。
 年齢別では,1 歳(16 人),2 歳(6人),5 歳(2 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿屋保健所(1.20),姶良保健所(1.14),伊集院保健所,出水保健所(それぞれ 1.00)の順に多い。

(3)手足口病
 第8週の手足口病の報告数は27 人で,前週より2 人多く,定点当たりの報告数は0.51 であった。
 年齢別では,1 歳(15 人),3 歳(4 人),2 歳(3 人)であった。
 保健所別の定点当たり報告数は,大口保健所(8.00),鹿屋保健所(1.00),出水保健所(0.67)の順に多い。
 大口保健所が今週から流行発生警報域である。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2022年3月4日更新)

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