令和元年・47週~感染性胃腸炎、インフルエンザ 、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎~

2019年11月29日

令和元年 第47週(11月18日~11月24日)

☆定点報告疾患の発生状況
・第47週の定点把握対象疾患の総報告数は1000 人で,前週より74人多い報告数でした。

・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所

【咽頭結膜熱(開始3.0,終息1.0)】:伊集院(4.25),名瀬(4.00)
【手足口病(開始5.0,終息2.0)】:出水(2.00)
【伝染性紅斑(開始2.0,終息1.0)】:志布志(4.33),川薩(1.25)

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1) 感染性胃腸炎
第47 週の感染性胃腸炎の報告数は314人で,前週より 52 人多く,定点当たりの報告数は 5.81 であった。
年齢別では,1歳(58 人),2歳(41 人),4 歳(35人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(10.62),鹿屋保健所(8.60),指宿保健所(7.50)の順に多い。

(2) インフルエンザ
第47 週のインフルエンザの報告数は399 人で,前週より 58 人多く,定点当たりの報告数は 4.34であった。
年齢別では,10~14 歳(90 人),7 歳(47 人),8歳(38 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿屋保健所(9.00),大口保健所(8.00),出水保健所(7.20)の順に多い。

(3)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
第 47 週のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は98 人で,前週より6 人多く,定点当たりの報告数は1.81 であった。
年齢別では,6 歳(20 人),5 歳(14 人),2 歳,4歳,10~14 歳(それぞれ9人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(3.31),伊集院保健所(2.50),姶良保健所(2.43)
の順に多い。
保健所別の定点当たり報告数は,西之表保健(4.00),大口保健所(3.00),鹿児島市保健所(2.92)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(令和元年11月29日更新)

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