令和5年 第30週(7月24日～7月30日)

・ 今週の定点医療機関は，インフルエンザ/COVID-19 定点91，小児科定点53です。

・第30週の定点把握対象疾患の総報告数は4,011 人で，前週より403人少ない報告数でした。

・流行発生警報の基準値（開始基準値及び終息基準値）以上の保健所
【インフルエンザ（開始30.0，終息10.0)】：鹿児島市(19.22),指宿(32.67), 川薩(10.14),姶良(14.73),鹿屋(21.88)
【ヘルパンギーナ（開始6.0，終息2.0)】：鹿児島市(8.69),加世田(4.67), 川薩(4.75),出水(5.33),姶良(4.00),鹿屋(10.20)
【流行性角結膜炎（開始8.0，終息4.0)】：川薩(10.00)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所 該当なし

※ 週報発行後，医療機関，保健所から追加，訂正報告があり，全数・定点の数値が変更する場合があります。

☆定点把握対象疾患（定点当たり報告数の上位３疾患の発生状況）
（1）新型コロナウイルス感染症（COVID-19）
　第30 週のCOVID-19 の報告数は2,142 人で，前週より193 人多く，定点当たりの報告数は23.54 であった。
　年齢別では，10～14 歳(259 人)，40～49 歳(225 人)，50～59 歳(201人)の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，西之表保健所（47.50)，出水保健所（34.60)，名瀬保健所（34.20)の順に多い。

（2）インフルエンザ
　第30 週のインフルエンザの報告数は1,151 人で，前週より548 人少なく，定点当たりの報告数は12.65 であった。
　年齢別では，10～14 歳(205 人)，5 歳(124 人)，6 歳(102 人)の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，指宿保健所（32.67)，鹿屋保健所（21.88)，鹿児島市保健所（19.22)の順に多い。

（3）ヘルパンギーナ
　第30 週のヘルパンギーナの報告数は264 人で，前週より74人少なく，定点当たりの報告数は4.98 であった。
　年齢別では，1歳(66 人)，2 歳(60 人)，3歳(39 人)の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，鹿屋保健所（10.20)，鹿児島市保健所（8.69)，出水保健所（5.33)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
（2023年8月4日更新)