令和5年8週
~感染性胃腸炎、インフルエンザ、流行性角結膜炎~

2023年03月03日

 令和5年 第8週(2月20日~2月26日)

☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点92,小児科定点54 です。
・第8週の定点把握対象疾患の総報告数は997人で,前週より25人多い報告数でした。
流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
【感染性胃腸炎(開始20.0,終息12.0)】:鹿屋(17.20)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
【水 痘(基準値1.0)】:西之表(1.00)

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)

(1)感染性胃腸炎
 第8 週の感染性胃腸炎の報告数は461 人で,前週より7 人少なく,定点当たりの報告数は8.54 であった。
 年齢別では,1 歳(76人),2 歳(70 人),4歳(59 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿屋保健所(17.20),鹿児島市保健所(13.31),加世田保健所(12.67)の順に多い。

(2)インフルエンザ
 第8 週のインフルエンザの報告数は387 人で,前週と同数で,定点当たりの報告数は4.21 であった。
 年齢別では,10~14 歳(92人),6 歳(46人),5 歳(42 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(9.65),徳之島保健所(4.80),鹿屋保健所(4.63)の順に多い。

(3)流行性角結膜炎
 第8 週の流行性角結膜炎の報告数は8 人で,前週より5 人多く,定点当たりの 報告数は1.14 であった。
 年齢別では,15~19歳,20~29 歳(それぞれ2人),10~14 歳,30~39歳,50~59 歳,60~69 歳(それぞれ1人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,川薩保健所(5.00),姶良保健所(3.00)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2023年3月3日更新)

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