令和5年 6週
~感染性胃腸炎、インフルエンザ、RSウイルス感染症~

2023年02月17日

 令和5年 第6週(2月6日~2月12日)

☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点92,小児科定点54 です。
・第6週の定点把握対象疾患の総報告数は1383人で,前週より109人少ない報告数でした。
流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
【インフルエンザ(開始 30.0,終息 10.0)】:名瀬(12.20),徳之島(31.20)
【感染性胃腸炎(開始 20.0,終息12.0)】:鹿屋(31.60),川薩(24.00)
【急性出血性結膜炎(開始1.0,終息0.1)】:川薩(2.00)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
【インフルエンザ(基準値10.0)】:鹿児島市(10.91),鹿屋(10.50)

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)

(1)感染性胃腸炎
 第 6 週の感染性胃腸炎の報告数は 536 人で,前週より 15 人少なく,定点当たりの報告数は9.93 であった。
 年齢別では,1 歳(101 人),2 歳(68 人),4 歳(66 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿屋保健所(31.60),川薩保健所(24.00),鹿児島市保健所(11.31)の順に多い。

(2)インフルエンザ
 第 6 週のインフルエンザの報告数は 720 人で,前週より 85 人少なく,定点当たりの報告数は7.83 であった。
 年齢別では,10~14歳(152 人),6歳(59 人),8 歳(57 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,徳之島保健所(31.20),名瀬保健所(12.20),鹿児島市保健所(10.91)の順に多い。

(3)RSウイルス感染症
 第6 週のRSウイルス感染症の報告数は35 人で,前週より15 人少なく,定点当たりの報告数は0.65 であった。
 年齢別では,1 歳,2 歳(それぞれ 10 人),0~5 ヶ月(6 人),6~11 ヶ月(4 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,出水保健所(2.33),姶良保健所(2.14),鹿児島市保健所(0.62)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2023年2月17日更新)

戻る
メニュー
HOME 予定 知識 HELP