令和4年・ 40週~感染性胃腸炎、手足口病、RS ウイルス感染症~

2022年10月14日

 令和4年 第40週(10月3日~10月9日)

☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点90,小児科定点53 です。(インフルエンザ定点2減,小児科定点1減)
・第40週の定点把握対象疾患の総報告数は280人で,前週より2 人多い報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
【手足口病(開始5.0,終息2.0)】:
鹿屋(2.80)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
該当なし

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)

(1)感染性胃腸炎
 第40 週の感染性胃腸炎の報告数は112 人で,前週より4 人多く,定点当たりの報告数は2.11 であった。
 年齢別では,10~14 歳(26 人),1 歳(16 人),6~11 ヶ月(10 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,指宿保健所(5.50),鹿屋保健所(5.40),鹿児島市保健所(3.46)の順に多い。

(2)手足口病
 第40 週の手足口病の報告数は62 人で,前週より4人多く,定点当たりの報告数は1.17 であった。
 年齢別では,1歳(27人),2 歳(12 人),3歳(9 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿屋保健所(2.80),鹿児島市保健所(1.77),姶良保健所(1.57)の順に多い。

(3)RS ウイルス感染症
 第 40 週のRSウイルス感染症の報告数は 46 人で,前週より 13 人多く,定点当たりの報告数は0.87 であった。
 年齢別では,1 歳(22 人),6~11 ヶ月(7 人),0~5 ヶ月(6 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,志布志保健所(2.50),鹿児島市保健所(2.15),姶良保健所(1.29)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2022年10月14日更新)

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