令和4年・ 16週~感染性胃腸炎、手足口病、突発性発しん~

2022年04月29日

 令和4年 第16週(4月18日~4月24日)

☆定点報告疾患の発生状況

・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点91,小児科定点53です。(通常より各1 減)
・第16週の定点把握対象疾患の総報告数は435人で,前週より94 人多い報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
 該当なし
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
 該当なし

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)

(1)感染性胃腸炎
 第 16 週の感染性胃腸炎の報告数は 327 人で,前週より 71人多く,定点当たりの報告数は6.17 であった。
 年齢別では,1 歳(85 人),2 歳(57 人),3 歳(38 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(11.38),鹿屋保健所(9.20),指宿保健所(9.00)の順に多い。

(2)手足口病
 第16 週の手足口病の報告数は38人で,前週より20人多く,定点当たりの報告数は0.72 であった。
 年齢別では,2歳(19人),1 歳(9 人),6~11 ヶ月(6 人)であった。
 保健所別の定点当たり報告数は,指宿保健所,加世田保健所(それぞれ2.00),鹿児島市保健所(1.62),出水保健所(1.00)の順に多い。

(3)突発性発しん
 第16 週の突発性発しんの報告数は31人で,前週より11 人多く,定点当たりの報告数は0.58 であった。
 年齢別では,1歳(20 人),6~11 ヶ月(6 人),2歳(2人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(1.38),加世田保健所,出水保健所(それぞれ 0.67),鹿屋保健所(0.60)
の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2022年4月28日更新)

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