令和5年14週
~感染性胃腸炎、RS ウイルス感染症、インフルエンザ~

2023年04月14日

 令和5年 第14週(4月3日~4月9日)

・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点90,小児科定点53 です。(通常よりインフルエンザ 2減,小児科1減)
・第14週の定点把握対象疾患の総報告数は636人で,前週より122人多い報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所 該当なし
・流行発生注意報の基準値以上の保健所 該当なし

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)

(1)感染性胃腸炎
 第14 週の感染性胃腸炎の報告数は317 人で,前週より55 人多く,定点当たりの報告数は5.98 であった。
 年齢別では,2 歳(41人),1 歳,3 歳(それぞれ37 人),5歳(35 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(12.23),姶良保健所(8.29),志布志保健所(6.33)の順に多い。

(2)RS ウイルス感染症
 第 14 週のRSウイルス感染症の報告数は 127 人で,前週より 45 人多く,定点当たりの報告数は2.40 であった。
 年齢別では,1 歳(34 人),2 歳(32人),0~5 ヶ月(23 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,川薩保健所(5.50),名瀬保健所(5.33),鹿児島市保健所(3.62)の順に多い。

(3)インフルエンザ
 第14 週のインフルエンザの報告数は104 人で,前週より2人多く,定点当たりの報告数は1.16 であった。
 年齢別では,10~14 歳(15人),5 歳,6歳(それぞれ9 人)2 歳(8 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,出水保健所(4.00),鹿児島市保健所(2.18),鹿屋保健所(1.25)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2023年4月14日更新)

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