令和4年・ 36週~感染性胃腸炎、手足口病、RS ウイルス感染症~

2022年09月16日

 令和4年 第36週(9月5日~9月11日)

☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点90,小児科定点53 です。(インフルエンザ定点2減,小児科定点1減)
・第36週の定点把握対象疾患の総報告数は294人で,前週より57 人多い報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
【手足口病(開始5.0,終息2.0)】:
 鹿屋(8.00),徳之島(5.00)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
 該当なし

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)

(1)感染性胃腸炎
 第 36 週の感染性胃腸炎の報告数は 126 人で,前週より 23 人多く,定点当たりの報告数は2.38 であった。
 年齢別では,1 歳(22 人),3 歳(17 人),10~14歳(13 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿屋保健所(16.50),加世田保健所(13.00),鹿児島市保健所,指宿保健所,志布志保健所(それぞれ8.00)の順に多い。

(2)手足口病
 第36 週の手足口病の報告数は67人で,前週より24人多く,定点当たりの報告数は1.26 であった。
 年齢別では,1歳(30 人),2 歳(17人),6~11 ヶ月(7 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿屋保健所(8.00),徳之島保健所(5.00),鹿児島市保健所(3.17)の順に多い。

(3)RS ウイルス感染症
 第36 週のRSウイルス感染症の報告数は39 人で,前週より3 人多く,定点当たりの報告数は0.74 であった。
 年齢別では,1歳(17人),6~11 ヶ月(7 人),2 歳(6人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(4.83),姶良保健所(2.33),川薩保健所(1.00)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2022年9月16日更新)

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