平成29年19週〜 感染性胃腸炎・ 流行性角結膜炎・A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〜

2017年05月19日

平成29年 第19週(5月8日~5月14日)

☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点93,小児科定点55 です。
・第 19 週の定点把握対象疾患の総報告数は 1068 人で,前週(959 人)より 109 人多い報告数でした
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所は次のとおりです。
【咽頭結膜熱(開始 3.0,終息 1.0)】:指宿(1.00),出水(1.33)
【手足口病(開始 5.0,終息 2.0)】:鹿屋(6.20)
【流行性耳下腺炎(開始 6.0,終息 2.0)】:出水(6.00),西之表(7.00)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所は次のとおりです。
【流行性耳下腺炎(基準値 3.0)】:鹿屋(3.00)


☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)

(1) 感染性胃腸炎
第 19 週の感染性胃腸炎の報告数は 464 人で,前週より 28 人多く,定点当たりの報告数は 8.44 であった。
年齢別では,1歳(68 人),2 歳(54 人),3 歳(47人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,指宿保健所(19.00),伊集院保健所(13.25),鹿児島市保健所(11.77)の順に多い。

(2) 流行性角結膜炎
第 19 週の流行性角結膜炎の報告数は 31 人で,前週より 25 人多く,定点当たりの報告数は 4.43 であった。
年齢別では,30~39 歳(5人),2 歳(3 人),4歳(3人),20~29 歳(3 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(7.25),姶良保健所(1.00),鹿屋保健所(1.00)の順に多い。

(3) A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
第 19 週のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は 149 人で,前週より 55人多く,定点当たりの報告数は 2.71 であった。
年齢別では,5 歳(22 人),6 歳(19 人),7 歳(19人),4 歳(16 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,川薩保健所(5.75),姶良保健所(5.71),鹿児島市保健所(3.46)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(平成29年5月19日更新)

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