平成29年 第11週〜インフルエンザ・ 感染性胃腸炎・ 流行性耳下腺炎〜

平成29年 第11週(3月13日~3月19日)

◆ ロタウイルスによる感染性胃腸炎は,今週の県内の定点当たり報告数が 1.25(前週 0.25)と増加しています。
 例年 3 月から 5 月に流行する傾向にありますので,今後の動向に注視してください。

感染性胃腸炎(ロタウイルスに限る)は,基幹定点医療機関(全国約 500 カ所,県 12 カ所)より報告される五類感染症です。
ロタウイルスによる感染性胃腸炎の患者報告数は,前週の 3 人(定点あたり報告数 0.25)より 12人多い 15 人(定点当たりの報告数 1.25)でした。
保健所別では,名瀬保健所 9 人,鹿屋保健所 5 人,大口保健所 1 人となっています。
図は過去 5 年の全国のロタウイルスによる感染性胃腸炎の定点当たり報告数を週別に示しています(IDWR 第 9 週)。

◆インフルエンザの患者報告数は,前週の 1000 人(定点あたり報告数 10.75)より 46 人少ない 954人(定点当たりの報告数 10.26)でした。
インフルエンザ流行発生警報域の保健所は,3 保健所と減少しましたが(前週 4 保健所),先週に引き続き県内全域がインフルエンザ流行発生警報域(終息基準値:定点当たり報告数 10.0)となっています。


☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1) インフルエンザ
 第 11 週のインフルエンザの報告数は 954 人で,前週より 46 人少なく,定点当たりの報告数は 10.26であった。
年齢別では,10~14歳(182人),15~19歳(66人),3 歳(65 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,指宿保健所(18.00),出水保健所(17.80),姶良保健所(17.55)の順に多い。
指宿保健所が 10 週連続,鹿屋保健所,姶良保健所が 8 週連続で流行発生警報域である。

(2) 感染性胃腸炎
 第 11 週の感染性胃腸炎の報告数は 533 人で,前週より 24 人多く,定点当たりの報告数は 9.69 であった。
年齢別では,3 歳(60 人),4 歳(60 人),1 歳(59人),10~14 歳(56 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿屋保健所(29.40),指宿保健所(18.00),志布志保健所(13.33)の順に多い。
指宿保健所が 18 週連続,鹿屋保健所が 15 週連続で流行発生警報域である。

(3) 流行性耳下腺炎
 第 11 週の流行性耳下腺炎の報告数は 93 人で,前週より 24 人多く,定点当たりの報告数は 1.69 であった。
年齢別では,5 歳(20 人),4 歳(19 人),3 歳(13人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,指宿保健所(7.00),出水保健所(6.00),名瀬保健所(5.67)の順に多い。
名瀬保健所が 20 週連続,西之表保健所が 5 週連続で指宿保健所と出水保健所が今週から流行発生警報域である。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(平成29年3月23日更新)

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