平成29年 第13週〜 感染性胃腸炎・インフルエンザ・ 流行性耳下腺炎〜

平成29年 第13週(3月27日~4月2日)

◆ RS ウイルス感染症の報告数が前週に比べ増加しました。また,本年に入り増加傾向にあります。
今後の動向に注意してください。
RS ウイルス感染症の報告数は,前週(31 人)より 24人多い 55 人でした。
鹿児島市保健所(30 人),姶良保健所(14 人)が多くなっています。
年齢別では,1 歳以下が 32 人で,全体の約 58%を占めています。
全国(全報告数 690 人)では,大阪府(89 人),鹿児島県(60 人),福岡県(44 人)の順となっています(IDWR第 11 週)。
RS ウイルス感染症は,RS ウイルスの感染による呼吸器感染症です。
例年,冬季に報告数のピークがみられます。
何度も感染と発病を繰り返しますが,生後 1 歳までに半数以上が,2 歳までにほぼ 100%の小児が,RSウイルスに一度は感染するとされています。

◆インフルエンザの患者報告数は,前週の 654 人(定点あたり報告数 7.03)より 103 人少ない 551人(定点当たりの報告数 5.92)でした。
8 週連続で減少し,インフルエンザ流行発生警報域(終息基準値定点当たり報告数 10.0)の保健所はなくなりました(前週 1 保健所)。
全国の定点当たり報告数は,7.71 となり,前週(10.33)より減少しました。都道府県別では,福島県(17.33),沖縄県(17.17),宮崎県(16.69)の順となっています。


☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1) 感染性胃腸炎
 第 13 週の感染性胃腸炎の報告数は 467 人で,前週より 16 人多く,定点当たりの報告数は 8.49 であった。
年齢別では,1 歳(70 人),2 歳(66 人),3 歳(55人),4 歳(55 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿屋保健所(19.20),志布志保健所(17.67),指宿保健所(14.50)の順に多い。
指宿保健所が 20 週連続,鹿屋保健所が 17 週連続で流行発生警報域である。

(2) インフルエンザ
 第 13 週のインフルエンザの報告数は 551 人で,前週より 103 人少なく,定点当たりの報告数は5.92 であった。
年齢別では,10~14 歳(77 人),6 歳(46 人),5歳(41 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,徳之島保健所(9.80),姶良保健所(8.55),伊集院保健所(8.00)の順に多い。

(3) 流行性耳下腺炎
 第 13 週の流行性耳下腺炎の報告数は 85 人で,前週より 6 人多く,定点当たりの報告数は 1.55であった。
年齢別では,5 歳(21 人),4 歳(12 人),6 歳(12人),20~29 歳(10 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,西之表保健所(8.00),出水保健所(4.00),名瀬保健所(3.33)の順に多い。
名瀬保健所が 22 週連続,出水保健所が 3 週連続,西之表保健所が今週から流行発生警報域である。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(平成29年4月6日更新)

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