平成29年22週〜 感染性胃腸炎・A群溶血性レンサ球菌咽頭炎・ 流行性耳下腺炎 〜

2017年06月12日

平成29年 第22週(5月29日~6月4日)

☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,イインフルエンザ定点93,小児科定点55 です。 です。
・第 22 週の定点把握対象疾患の総報告数は 1109 人で,前週(1067 人)より 42 人多い報告数でした
(内容等については 4 頁参照)。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所は次のとおりです。
【咽頭結膜熱(開始 3.0,終息 1.0)】:鹿児島市(2.46),指宿(1.00),出水(4.00)
【手足口病(開始 5.0,終息 2.0)】:志布志(6.67),鹿屋(3.00)
【流行性耳下腺炎(開始 6.0,終息 2.0)】:出水(2.00),西之表(7.00)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所は次のとおりです。
【流行性耳下腺炎(基準値 3.0)】:指宿(5.00),志布志(3.33),鹿屋(4.40)

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)

(1) 感染性胃腸炎
第 22 週の感染性胃腸炎の報告数は 514 人で,前週より 21 人多く,定点当たりの報告数は 9.35 であった。
年齢別では,1 歳(91 人),2 歳(58 人),3 歳(50人),10~14 歳(50 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(14.38),姶良保健所(14.29),伊集院保健所(12.50)の順に多い。

(2) A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
第 22 週のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は 134 人で,前週より 10人多く,定点当たりの報告数は 2.44 であった。
年齢別では,4 歳(22 人),5 歳(20 人),7 歳(18人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,川薩保健所(7.25),鹿児島市保健所(5.00),出水保健所(4.33)の順に多い。

(3) 流行性耳下腺炎
第 22 週の流行性耳下腺炎の報告数は 110 人で,前週より 46 人多く,定点当たりの報告数は 2.00 であった。
年齢別では,4 歳(26 人),5 歳(19 人),3 歳(17人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,西之表保健所(7.00),指宿保健所(5.00),鹿屋保健所(4.40)の順に多い。
出水保健所が 7 週連続,西之表保健所が今週から流行発生警報域である。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(平成29年6月12日更新)

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