平成30年・45週~、感染性胃腸炎、流行性角結膜炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎~

2018年11月20日

平成30年 第45週(11月5日~11月11日)

☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点92,小児科定点54です。
・第45週の定点把握対象疾患の総報告数は757人で,前週より74 人多い報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所は次のとおりです。( )は定点当たり報告数
【咽頭結膜熱(開始3.0,終息1.0)】:川薩(4.00),姶良(3.29)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所は次のとおりです。
【水 痘(基準値1.0)】:鹿児島市(1.23),指宿(1.00),大口(1.00),志布志(1.33),西之表(1.00)

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1) 感染性胃腸炎
第45 週の感染性胃腸炎の報告数は363人で,前週より50 人多く,定点当たりの報告数は6.72 であった。
年齢別では,1 歳(58 人),4 歳(40 人),3 歳,5歳(それぞれ38 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,加世田保健所(13.00),鹿児島市保健所(10.62),指宿保健所(10.50)の順に多い。

(2)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
第 45 週のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は154 人で,前週より27人多く,定点当たりの報告数は2.85 であった。
年齢別では,4 歳(26 人),6 歳(22 人),5 歳,7歳(それぞれ18 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,川薩保健所(6.50),鹿児島市保健所(4.85),出水保健所(4.33)の順に多い。

(3) 流行性角結膜炎
第45 週の流行性角結膜炎の報告数は14 人で,前週より2人少なく,定点当たりの報告数は2.00 であった。
年齢別では,30~39 歳,40~49 歳(それぞれ 3人),50~59歳,60~69 歳(それぞれ2人),2 歳,4歳,5歳,20~29 歳(それぞれ1人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,川薩保健所(5.00),鹿屋保健所(4.00),鹿児島市保健所(1.25)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(平成30年11月19日更新)

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