令和4年・ 10週~感染性胃腸炎、咽頭結膜熱、手足口病~

2022年03月18日

令和4年 第10週(3月7日~3月13日)

☆定点報告疾患の発生状況

・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点91,小児科定点53です。(通常より各1 減)
・第10週の定点把握対象疾患の総報告数は580人で,前週より93 人多い報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
該当なし
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
該当なし

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)

(1)感染性胃腸炎
 第10 週の感染性胃腸炎の報告数は469人で,前週より70 人多く,定点当たりの報告数は8.85 であった。
 年齢別では,1 歳(79 人),2 歳(70 人),10~14歳(53 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(19.00),志布志保健所(11.67),鹿屋保健所(10.40)の順に多い。

(2)咽頭結膜熱
 第10 週の咽頭結膜熱の報告数は31 人で,前週より7 人多く,定点当たりの報告数は0.58 であった。
 年齢別では,1歳(12人),2 歳(6人),3歳(4人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿屋保健所(2.20),出水保健所(2.00),姶良保健所(0.71)の順に多い。

(3)手足口病
 第10 週の手足口病の報告数は23人で,前週より15人多く,定点当たりの報告数は0.43 であった。
 年齢別では,1 歳(12人),2 歳(9 人),6~11 ヶ月,4歳(それぞれ1人)であった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿屋保健所(1.80),鹿児島市保健所(0.62),川薩保健所(0.50)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2022年3月23日更新)

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