ヒブ

【病気の概要】
Hib感染症は、ヘモフィルスインフルエンザ菌b型(Haemophilus influenza type b)という細菌によって発生する病気で、そのほとんどが5歳未満で発生し、特に乳幼児で発生に注意が必要です。
主に気道の分泌物により感染を起こし、症状がないまま菌を保有(保菌)して日常生活を送っている子どもも多くいます。この菌が何らかのきっかけで進展すると、肺炎、敗血症、髄膜炎、化膿性の関節炎等の重篤な疾患を引き起こすことがあります。
Hibの感染による重篤な疾患として、肺炎、髄膜炎、化膿性の関節炎などが挙げられ、これらを起こした者のうち3~6%が亡くなってしまうといわれています。また、特に髄膜炎の場合は、生存した子どもの20%に難聴などの後遺症を残すといわれています。

【対象者】
生後2か月から5歳未満(5歳の誕生日の前日まで)の市民

【接種回数】
 4回(初回接種の開始時期により接種回数が異なります)

【標準的な接種間隔】
【接種開始:生後2か月~7か月未満】⇒4回(初回接種3回+追加接種1回)
初回接種は、1歳までに27日~56日(医師が必要と認めた場合は20日)の間隔をおいて3回接種します。
追加接種は、3回目から7か月~13か月の間隔をおいて接種します。
なお、2回目、3回目の接種を行わずに1歳を超えた場合は、2回目、3回目の接種は行わず、最終接種から27日(医師が必要と認めた場合は20日)以上の間隔をおいて追加接種します。

【接種開始:生後7か月~1歳未満】⇒3回(初回接種2回+追加接種1回)
初回接種は、1歳までに27日~56日(医師が必要と認めた場合は20日)の間隔をおいて2回接種します。
追加接種は、2回目から7か月~13か月の間隔をおいて接種します。
なお、2回目の接種を行わずに1歳を超えた場合は、2回目の接種は行わず、1回目接種から27日(医師が必要と認めた場合は20日)以上の間隔をおいて追加接種します。

【接種開始:1歳~5歳未満】⇒1回

【通知】
生後2か月になる前に郵送または新生児訪問時にお渡しします。


お問合せ先 健康保険課保健予防係 電話099-248-9421

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